2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三軒茶屋へ

洗濯物は風通しのいいところに干したい。 あまり人に見られるのもどうかと思うけど、 我が家に翻る旗だと思えばいいか。 そもそも、このバルコニー自体が鉄の旗。

尼崎の列車事故

ニューヨークタイムズの記事によれば、 「日本以外の世界のどこにおいても、90秒の列車の遅れが深刻な問題になるところはない」 とはいえ、プラットフォームで待つ90秒は意外に長い。 そういうプレッシャーが運転士を押しつぶしたのか。 そういう気持ちが自…

ルヴァンのパン

茶沢通りを歩いていたら「ルヴァンのパン、本日入荷」とあったので買ってみた。 もともと西村佳哲さんの「自分の仕事をつくる」という本で知った店。 いちばんプレーンな食パンは、すこし焦げ目がつくまでトーストするとおいしい。 クロワッサンも生地がぎっ…

「珈琲時光」

候孝賢監督の「珈琲時光」を観た。 電車に乗っているシーンが多い。 自ら選びとったのに、なにかに身を任せているような時間、 自ら選びとったのに、どこへ向かっているのか分からないような方向感覚。 珈琲の前のひとときを過ごして、またそんなふうに動き…

スリバチ学会へ

スリバチ状の地形の街を探索して楽しもうという、その名もスリバチ学会に初参加。 今回の探索地は松濤から富ヶ谷のあたりで、渋谷川の川筋を道標に歩いた。 水源を目指して段差をジャンプしていく40人もの一団は、鮭の群れのようだった。 スリバチの底ではマ…

六本木ヒルズへ

すべる、くぐる、と、お母さんがいる。 すべる、くぐる、と、お母さんがいる。 すべる、くくる、と、お母さんがいない! 六本木ヒルズの裏の公園の風景。

「となり町戦争」

「となり町戦争」を読んだ。 隣町と公共事業としての戦争を遂行する話。 政治から死まで、身の回りにあるはずなのに見えないものを、 戦争という大胆なフレーム設定で浮かび上がらせている。 それを身近な人間との別れという「リアル」に置き換えるだけでな…

現場監理へ

柱の脚元には最も大きな力がかかる。 不要な鉄筋は1本もない。 組む順番を間違えたらできない。 コンクリートで見えなくなってしまうのが惜しいほど。

上野公園へ

ソフトクリームを食べるお相撲さんがいて、 記念写真を撮る外人がいて、 旗を持ったツアコンがいて、 寝転んでケータイで話すサラリーマンがいた。 桜は明日あたりが満開。

TOD’Sへ

伊東豊雄さん設計のTOD'S表参道店は、 ケヤキ並木を表現として取り入れているそうだ。 並木の下を歩くのは、森を歩くのとは違う。 配列に身を任せてしまえば、構造は消えてなくなる。 クリストのゲートのように、 ちりちりと変わる影を映してやるだけでいい。

スパイラルへ

向かい合って待っている。 「都市とあそぼう」展を見終わっても、まだ待っている。 待つのも仕事のうち。 仕事も遊びのうち。

スゥ・ドーホー展へ

メゾンエルメスで開催中のスゥ・ドーホー展 ”リフレクション”を観た。 吹き抜けのギャラリースペースが透過性のナイロン膜で垂直に二分され、 韓国の伝統的な形式の門で水平に二分される。 ここが四象限の中心、ただし、反転された世界。 けだし、空間の隅々…