実忠の三つの不思議な花

kasta2004-07-11

若狭から「お水送り」の儀式によって送られる地下水が、
東大寺の若狭井から汲まれて、観音様に献上される儀式が「お水取り」である。
中東から来たアーティストが長い準備期間を経て届けるイマジネーションが、
東大寺鏡池に浮かび上がるのが、「実忠の三つの不思議な花」である。
地下水脈の旅、レバノンからの旅、実忠和尚の時間を越えた旅。
三つの不思議な旅の行程が余計なものを削ぎ落とし、
水となり、花となり、伝説となって出会うことになる。

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会期は2004.8/5〜20。
7/16には、プロジェクトを推進するボランティアのための説明会が奈良NPOセンターにて開かれます。
連絡先は上記HPを参照してください。