原っぱとほら穴

kasta2004-04-05

荒川周作+マドリン・ギンズの手になる集合住宅がいよいよ着工されるらしい。
例の公園をはじめとして、彼らの作品は空間と文章の相乗効果によって体験する者の感覚を揺さぶろうとする。
空間は広い原っぱの真ん中で彷徨うように、文章は暗い洞窟のなかで手探りするように考えられるものではないだろうか。
内発するが俯瞰的、触覚するが主観的、その違いの現れ方に興味がある。