石原健也さんの建築

kasta2003-12-28

外形プランが不整形で、包み込むような屋根をもつ建築を体験した。
内部はほぼワンルームで、あちらこちらに佇む人どうし声は届くが気にならない大きさである。
雑木林や山なみという抜けつつ閉ざすような外部に囲まれていること、
中央の吹き抜けを囲む手摺のガラス面が透けつつ反射して距離感を散らすことが、
じっくり腰を落ち着けるというより、むしろ歩き回ってみようという気をおこさせる。