コールハース・チェック

kasta2003-12-10

OMAのウェブサイトを見てみよう。

80年代の住宅やビッグネスを標榜していた頃は、建築がひとつの疑似都市だった。
ベルリンのオランダ大使館ロサンジェルスの美術館には今でもその流れを見ることができる。
しかし、シアトルやポルトや北京ではどうか。
図書館や劇場やテレビ局という自己完結できないプログラムを抱えたとき、
リアルな都市からの艶かしい視線にさらされて、
肥大したボリュームが行き場を失っているのではないだろうか。